中国にコーヒー豆の生産地があったなんてイメージないよね、そんな情報が入ってきたよ。知ってたあなた?

いや、もちろん知らんすよ~

そうだろうな、お茶のイメージはあるけれども、コーヒーと来るとはね。しかもお茶で有名なプーアル市だと!スタバもここの豆を使っているんだって。面白そうじゃんか!見てみようぜい!

雲南省プーアル市はコーヒー豆の名産地

ほとんどイメージがないと思います。プーアル市がプーアル茶で有名なのは当然ですが、コーヒー豆も有名なんですって!コーヒー好きの皆さんは、知っておいて損はない知識だと思います!

雲南省は中国全国の90%以上を生産

雲南省がそもそも中国全体の90%以上のコーヒー豆を生産しているのだということです。

そしてプーアル市が、雲南省全体の60%のコーヒー豆生産量ということです。

プーアル市は昆明から、南西に400kmほど行ったところにある人口260万人の街です。

スタバも採用!

スターバックスやネスレなど、グローバル企業はみな、プーアル市のコーヒー豆も採用しています。スタバが中国で買い付ける全てのコーヒー豆は、プーアル市の豆のみです。

プーアル市の気候環境

市内の東南方向には鬱蒼と茂った山々が広がります。この山中に、コーヒーやお茶などの農園が多く存在しています。

車で2時間ほど進むと、大きなコーヒー農園が広がります。市内から80kmほど、海抜1500mの高原で、温度は一年の平均で19-23℃。降水量は700-1800mmと高湿度の地域で、いわゆる多雨林です。庭園の周囲には野生の雨林がどこまでも広がっています。

厳しい国際認証をクリア

プーアル市のコーヒー豆は、国際的な代表機関・以下3つの認証等をクリアしています。

レインフォレスト・アライアンス

コーヒー豆の原料として農園が認証されるためには、米ニューヨークに本拠地がある非営利団体「レインフォレスト・アライアンス」承認を獲得しなければなりません。

レインフォレスト・アライアンスとは、生物多様性の保護や自然資源の保護など、持続可能な農業の実現に向けて継続的に進歩していることを証明しています。

緑のカエルマークが特徴です。

C.A.F.E. プラクティス

こちらはスターバックスの購買ガイドラインに明記のある指標です。

「労働環境の改善、児童労働の規制をはじめ、土壌侵食や汚染防止などの生物多様性の保全に対する取り組みを含めた包括的かつ測定可能な基準」とのことです。

ECOSERT・SA(チャイナ)

ECOCERT SA(エコサート SA)とは、オーガニック製品をを証明する、公認の検査・証明機関です。

最適な自然環境が最高のコーヒー豆を生む

プーアル市のコーヒー豆が高品質で評価される事由には、プーアルの従来持つ自然環境が大きく由来しており、更に効果的な運営がされている点にあるといいます。

伝統的な植樹の方法・定期的な植栽に加え、落ち葉・枯草・小動物のフンなど天然の肥料を使用し、化学肥料などを徹底的に排除することです。土壌に負担をかけない運営は、持続可能な農業には欠かせません。

新たなビジネススキーム「C2M」とは?

プーアル市は2019年夏より、C2M(Customer-To-Manufactory:消費者を直接工場とつなぐ)をいうスキームを開始します。

合理的に無駄を省き、利益を確保するためです。

高コストのコーヒー豆生産

一般的に、1kgのコーヒー豆を生産するために必要なコストは15元(約250円)、但しスターバックスの2019年1月の購買価格は13.1元(約210円)

これでは、生産すればするほど、赤字になってしまいます。

スタバカフェラテのコスト構成

ある調査会社が分析した、中国スターバックスのカフェラテのコスト構成ですが
・26%:店舗の賃貸代
・15%:その他固定費
・6%:政府への支払い
・13%:材料費
・18%:利益

ということです。材料費は13%程度に抑えて、利益を2割以上出していることになります。

上記のような現状を踏まえて、プーアル市のコーヒー豆のサプライヤーは、スタバやネスレに提供を渋り始めました。人件費も高騰し始めており、零細企業はダイレクトに影響を受けてしまいます。