今回も米ニューヨークで人気のタピオカミルクティー店紹介の後編だ!
日本未進出のブランドもまだまだ多いね!それでは見ていこう!
目次
コーヒー文化の米国にも大ヒット!秘密は「QQ感」
アメリカといえば「コーヒー文化」、これに異論を唱える人はいないでしょう。もう生活の一部となっています。オフィスでも、家でも、レストランでも。
ちなみにコーヒー1人あたり消費量の統計データによると、アメリカは世界20位です。意外と低いんですね!1位はルクセンブルク、2位フィンランド、3位デンマーク、4位ノルウェーと北欧勢が強いですね。TOP10はほぼ欧州です。1か国だけ9位は、なんとカナダ!アメリカは隣国カナダより下でした。TOP10以下も欧州勢がほとんどですが、南米ブラジルが11位でランクイン。アメリカがようやく20位です。
ちなみにTOP20まではアジア勢は1国も含まれていません。我々はやはり「お茶」の文化ですからね!
コーヒー文化の米国市場で「タピオカミルクティー(英名:バブルティー/ボバティー)」がウケているのはタピオカ特有の「QQ感」のようです。「QQ感」とは、台湾のスラングで「もちもちした食感」を意味します。太いストローで思い切り吸い込み、口の中にタピオカが入ってきたときのドキドキ感、私も大好きです!
それではNYのタピオカミルクティー人気店・後編をお届けします!
ちなみに#9以降はニューヨークが本店の、2018年オープンの台湾インスパイヤードカフェとなります。
米ニューヨークで爆人気のタピオカミルクティー店11選(後編)
#7 烏茶邦 UTEPIA
店名 | 烏茶邦 UTEPIA |
本店 | 台湾(2016年~) |
店舗数 | 200以上 |
日本進出 | なし |
海外展開 | アメリカ |
NY住所 | 167 Canal Street New York,NY 10013 |
おすすめ | ローズスチームミルク |
一杯いっぱい、毎日お店で心をこめて作っています。1杯のお茶が出来上がるまで、茶葉の煮込みなど4時間もかけて丁寧に作ります。毎日数量限定です。原材料は、台湾の高山で採れる高品質な茶葉を直輸入しています。自然の深いコクを感じることができます。
おすすめは、ローズスチームミルク。バラの香りと併せて、甘くて幸せな気分に。女子に大人気です。
ニューヨーク市内には1店舗展開していますよ!
#8 一茶源
店名 | 一茶源 |
本店 | 南京(2016年~) |
店舗数 | 807 |
日本進出 | なし |
海外展開 | アメリカ |
NY住所 | 136-37 Roosevelt Ave Flushing, NY 11354 |
おすすめ | 桜タピオカミルクティー |
中国大陸でも爆発的な人気を誇る「一茶源」、爽やかなブルーのロゴは「晴れの空と雲」をイメージしているようです。
チーズミルクティーが特に有名です、生クリームは100回以上、手で攪拌するため、きめ細かいフォームが出来上がります。おすすめは桜タピオカミルクティー、タピオカに桜の花を練りこみ、桜の香りがたっぷりしみ込みます。まさに今の季節にたっぷりの、春のドリンクといえるでしょう。
ニューヨーク市内に1店舗展開しています!
#9 Luxamor Tea Shop
店名 | Luxamor Teashop |
本店 | ニューヨーク(2018年~) |
店舗数 | 1 |
日本進出 | なし |
海外展開 | なし |
NY住所 | 176 Bleecker St, New York, NY 10012 |
ドリンク | 黒糖タピオカミルクティー |
このお店のロゴには宇宙人が描かれていますが、面白いストーリー設定があります。ある日、宇宙人がニューヨークの街に降り立ちました。宇宙人はニューヨーカーの皆が、あまりに忙しく、孤独で、まったく人生を楽しめていないことに気が付きます。そこで宇宙人は決意します。ニューヨーカーの皆に多くの幸せを届けたいと。
お店の名前は「luxamor=more love!」に由来しています。
おすすめは黒糖の「脏脏茶(汚いお茶)」です。たっぷりのタピオカと黒糖が絡み合います。
ニューヨーク市内に1店舗展開しています!
#10 JQK floral tea
店名 | JQK floral tea |
本店 | ニューヨーク(2018年~) |
店舗数 | 1 |
日本進出 | なし |
海外展開 | なし |
NY住所 | 330 E 11th St,store 2 |
ドリンク | フラワーティー |
ブランド名の「JQK」とはトランプのジャック・クイーン・キングの意味です。創業者が3名いたことが由来です。店内は白壁にとてもシンプルでオシャレな空間が広がります。
本店は高級紅茶ブランド店です。茶葉はなんと、各生産のTOP1%しか取れない葉を精選しています。煎茶は静岡産、抹茶は宇治産、アッサムとダージリンはインド産、ウーロンは中国産、ローズはエジプト産、ラベンダーはフランス産のものを使用。紅茶の抽出方法も独特で、まるでエスプレッソマシーンのような特殊な機械を使用します。
ニューヨークが本店です。
#11 一茶一包 Bao Tea house
店名 | 一茶一包 Bao Tea house |
本店 | ニューヨーク(2018年~) |
店舗数 | 1 |
日本進出 | なし |
海外展開 | なし |
NY住所 | 140 West 4th Street, New York, NY 10012 |
ドリンク | ローズミルクティー |
お店の名前からもお分かりの通り、中華点心のバオズ(包子)と一緒にいただくスタイルです。バオズとは具ありの饅頭のことです。ニューヨーク生まれの台湾カフェです。
ミルクティーにカスタードバオズ(流沙包)は無敵の組み合わせといえるでしょう!
ニューヨークが本店です。
(引用元記事:https://mp.weixin.qq.com/s/F6B4wLTv9Y-vinMdPHjjrQ)
タピオカの正体とは何?
タピオカの原材料
「QQ感」がニューヨーカーにも大ヒットのタピオカですが、その正体はいったい何なのでしょうか。初めて見たときはわりと衝撃的でしたね。答えは「芋」です。キャッサバという熱帯地方の芋から取れるでんぷんが原材料となっています。これを水に溶いて過熱し、丸い形に生成して作り上げます。
白いタピオカと黒いタピオカ
上記写真がキャッサバですが、キャッサバのでんぷんは白いので、天然のままだとタピオカの色は白です。白いタピオカは「パールタピオカ」とも呼ばれます。広東料理や飲茶で人気のスイーツ・ココナツミルク「西米露(サイマイロウ)」のタピオカは白ですね(カエルの卵だという人もいますねw)
では何故、タピオカミルクティーのタピオカは黒いのか?これはカラメルで色+味付けをされているからなのだそうです!ちなみに黒いタピオカのことは「ブラックタピオカ」と呼ばれます。
タピオカブームは日本でもまだまだ拡大していきそうです!今後も注目ですね!!
色々なブランドがあるんですね!