今回は「Tik Tok(抖音:ドウイン)」で有名な中国ティックトッカーのインタビュー内容を特集するよ!

日本でも一気に広まったね!

中国が世界に仕掛けた・新たなSNS「Tik Tok」の概要を確認しながら、中国人気ティックトッカーに迫ってみよう!

Tik Tokとは何か?

概要

Tik Tok(中国語名:抖音・ドウイン)とは、ショート動画の作成・シェアをすることができるアプリ。

北京のIT会社「ByteDance」(北京字節跳動科技有限公司)によって、2016年9月にサービス開始が発表されました。(日本では2018年から急激に人気に!)

既にByteDanceの評価額は、UberやAirbnbなどを上回っています!!(2018年12月時点)

ユーザー数

■全世界DL数:10億ダウンロード (19年2月時点)
■DAU(デイリーアクティブユーザー) :1.5億人(18年10月時点)
■MAU(マンスリーアクティブユーザー) :3億人 (18年10月時点)

使い方

ショートムービーの撮影および編集、特殊効果の追加が可能なアプリ。

BGMをリストから選択し、撮影した動画にBGMを組み合わせて編集することで、オリジナルの動画が作成できます(撮影時間は最大60秒

作成した動画はTikTok上に公開することができ、また動画を端末内に保存することも可能です!(=簡単な動画編集アプリとしても使える仕様)。

また、アプリがインストールされていなくても、各動画に付与されるURLにアクセスすることで、動画を視聴・ダウンロードする事が可能となっています。

人気の秘訣

・BGM選びも編集も簡単
・自分でネタを考えなくても“動画チャレンジ”が豊富だから気楽に投稿できる
・ネガティブな投稿がなく、幸せな気分になれる
・Tik-Tokで撮影・編集した動画を他のSNSやメールでシェアでき、簡単

などSNSの良いところが全て詰まった神アプリだとされています。

中国人気ティックトッカー

それではここからは、本場中国の人気ティックトッカー3名の、インタビュー内容を聞いてみましょう。

彼らの生の声を通して、リアルに迫りますよ!

@TT&SSさん

年齢 25歳
特徴 超人気・フォロワー300万人

最近、私のフォロワー数が300万人を突破しました!最近では外出するとよく声を掛けられるようになり、月収も以前の数倍になっています。友人はどうして短期間でそうまで人気になれたのか、羨ましがっていますね。

でも彼らが知らないのは、既に私は3年もの歳月をかけてショート動画を撮り続けている点です。TikTokの前は、微博(ウェイボー:中国版Twitter)で毎日更新していましたが、ほとんど再生されることはありませんでした。収入も少なく、宅配やレストランのウェイター、運送ドライバーなど掛け持ちながら、でも作品の更新を止めることはありませんでした

どうして人気になれたのか?とよく聞かれますが、私は「特に何もありません」としか言えない。

以前まで毎日1本ずつショート動画を出していましたが、175本目までは、フォロワーはせいぜい数千人でした。しかし、176本目で事態が大きく変わりました。一挙に200万の「いいね」を獲得し、結果フォロワーが20万人に膨れ上がりました。たった1本の動画で、20万人のフォロワーを獲得して凄いと言いますが、私は176本でやっと20万人を到達できたわけです。

最近私の周囲には、こうした友人が多いですね。彼らも毎日努力して、発信を淡々と継続していく。何人かは私と同様に人気になって、何人かは数年続けても一度もバズることなく辞めていった人もいます。一瞬人気になっても、すぐに消えていく人も少なくないです。常に更新をし続けなければ、すぐに淘汰されてしまう世界なのです。

私の発信する内容は、別にそんな奇抜なものではありません。しかし毎回毎回、どのように演出するか、どう伝えるべきか、絶え間なく工夫と努力と練習を積み重ねてきました。

ある夜、私は鏡に向かって「笑顔の練習」をしていました。どのような表情が、視聴者の心を動かすのか?を研究していたのです。しかしふとした瞬間、涙が出てきました。心の中に激しい孤独が襲ったのを覚えています。

全ての作品に、私は何日もかけて撮影をし、何本もの内容を「御蔵入り」にしてきました。こうした努力は周りの人の目には届かないものです。努力を続けることがいかに大切か

それに私は人気が出てても、以前と特に変化がありません。それどころか、今日の動画の「いいね」数だったり、フォロワーのネガティブコメントがないか、また突然、アカウントがバンされないか、その心配がつきないようになりました。

実際、私の一人のティックトッカー仲間は、私以上のフォロワー数を誇っていましたが、ある日突然アカウントがバンされてしまい、全てを失いました。彼女は睡眠薬を飲み、いまは入院しています。

今日、あなたがどれほどの人気を得たとしても、それは同時に大きなプレッシャーとストレスに変わります。

だから世間は、ティックトッカーは「楽してお金を稼いでいる」と言われますが、そんな職業はおそらくこの世界に一つもないんでしょうね。

@树袋熊小姐さん(コアラ姉さん)

年齢 28歳
概要 自らブランドを展開する、世界トラベラー

私の仕事が、ほかの人の目にどのように映っているか知っています。
宿泊しきれない5つ星ホテルに、食べきれないグルメの数々、見切れないほどの多くの絶景。普通の旅行なら自分で荷物を運ぶ必要がありますが、私の場合は、運ぶ必要がないどころかスポンサーさえつきます。

アフリカのある部族の長とお酒を酌み交わしましたり、アラスカでタラを釣って食べたりしました。

みんな私のことを幸運だと言いますが、私だけが知っていること…、それは全ての山が私が望んで登りたいわけではないし、見知らぬ国に行く前に恐怖を感じることがあるし、そして何より絶景を見るときは、隣に大切な人が一緒に感動を分かち合いたい、と思っていることなんです。

実際、何度も現地で、見知らぬ男性に誘拐されそうになったり、危険な目にも遭いました。

よりディープな現地体験を得るために、母国語以外に4か国語を会得し、より感動を伝わるように表現するため、どれだけ疲れていても欠かさずライティングを続けました。

人々はみんな、私はミシュランレストランしか行かないと思っていますが、既に1か月も連続でファストフードを食べています。お金の節約の期間であることに加え、写真撮影に集中しなければいけないからです。経験したことは分かると思います。

海外旅行にしょちゅう出かけることが出来て、一般的に見ればとても羨ましいことだと思われがちですが、私にとってはあまりリラックスはできる時間はないんです。何故なら、全ての時間・瞬間では「次はどのような作品で表現しようか?」と考え続けているからです。

そうなんです、世間は私が幸運だといいますが、私のこの孤独を理解をしてくれる人は1人もいないんです。

@杰西卡さん(ジェシカさん)

年齢 28歳
概要 元劇団員、現女子アイドルグループのブローカー

私も最初、人気が出て有名になれば、アイドルにでもなったかのように気分は最高で、街では大騒ぎ、写真をたくさん撮られ、握手を求められ、CMに出演して、ストレスなんてなく、めちゃくちゃお金儲けができる、と思っていました。

でも芸能関係のスターと多く関わることを通じて分かったのは、人前で華やかに見られ、光が当たれば当たるほど、深い闇を抱えていることです。

私は韓国のある芸能プロダクションに、アイドルの卵である「練習生」を中国から連れていきました。最初は数百人の練習生がいて、最終的にデビューができるのはわずか7-8名。残りは淘汰されるのではなく、自ら逃げ出していきます。最後までやり遂げられるのは、全体でわずか2-30名程度でしょう。

毎日6時起床しダンスや歌の練習、身体を徹底的に痛めつけますが、でもご飯では一切お腹いっぱいにならない日々が続きます。こうした長期間の節食を通じて、ようやくスリムなスタイルを手に入れるのです。

少しでも努力を怠ったとされる練習生は、すぐに「交換」されます。最後まで残るのは、もっともストイックだった練習生だけです。

私も実際、自身で劇団員をしていた頃、テレビドラマに出演した際、撮影期間はプレッシャーで疲労がたまりました。2日間以上眠れないこともしばしば、常に心臓がバクバクしていたことを思い出します。

ほとんどの人はこうした表に出てこない影の孤独・辛さを知りません。私たちのような経験を経てようやく、人生の孤独の道理が理解できるようになります。あなたが自ら選んだ道、つまづいたとしても進まなくてはいけない。この道を通ったことがある人は全員知っています。いばらの道の厳しさを。

ある著名アーティストの言葉です。

「少し動くだけで数百万元を稼ぐ大スターになるという目標を立てるなら、自らの全ての力・時間を注ぎ続けることできることが最低条件。多くのエネルギーを費やすことは、必ず通るべき道。最後まで進み続けられて初めて、何万人もの観衆の前に堂々と立ち、自信を持ってこう言える。”私がスターだ”と」

卓越した実績を出す人はみな、今自分自身が立っている場所は、多くの自らの犠牲の元に成り立っていることを知っています。

 

うーむ、中国人気ティックトッカーのリアル、いかがでしたでしょうか。確かについつい羨望のまなざしだけで見てしまいますが、彼らの背後には、夥しい数の孤独と努力の積み重ねがあるんですね!!

 

本日の内容は以上です!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。